『Activity』
ボバースは、治療の基本姿勢として全人的アプローチを提唱し、上位中枢神経系の協調性の追求、感覚・知覚・行動の問題を運動と共に治療すること、実際的な機能の向上を重視しています。中枢神経系の損傷により、姿勢トーンの異常や協調不全、正常運動パターンの喪失、固有受容感覚の乱れが生じ、片麻痺者は効率的な動作が困難になります。
このコースでは、治療道具の特性を理解し、患者様に合わせた使い方で介入することで、能動性を引き出し、上肢機能の向上を目指します。
道具の特性や使用時の注意点、能動性を促す治療展開について学びます。また多様な道具の活用により治療の幅が広がり、患者様の潜在能力を引き出すことができます。