この講習会は、現場の臨床課題に即したテーマを取り上げ、セラピストの労働環境を考慮した治療提案を目指しています。理論的背景はボバースアプローチに基づきますが、その伝達が目的ではありません。

片麻痺者の機能的課題に対する具体的な経験を紹介し、神経生理学や認知科学など多分野の知見を応用しながら課題遂行を探ります。紹介する内容は確定的ではなく、継続的な進展を目指しています。

短期間の講習では十分なトレーニングが難しいため、個人の研鑽が重要です。興味を持った方にはボバースアプローチ基礎講習会の受講を推奨します。

変化する医療環境に対応し、技術の点検と継承が求められる中、講習会を通じて技術向上を支援しています。