環境適応講習会とは

 中枢神経損傷に対するリハビリテーションでは、欠損した運動機能の回復と残存している非麻痺側での代償活動、あるいはその併用に、問題解決を見出す傾向が一般的ですが、この講習会では、片麻痺者の運動行動に着目した評価と治療を提案しています。運動行動は、環境と個体、そして課題の相互作用関係のなかで組織化されており、効率的な運動行動の発現には、環境との適応関係の成立と、課題やその対象の知覚、認知が必須の条件となります。講習会では各ADL場面において片麻痺者の陥りやすい現象と背景をとらえると同時に、具体的な治療介入を提案することを目標にしています。

各コースの紹介

平面適応・移動空間への適応

2025年度の活動計画

開催日実施コース
2025年7月19日-20日Cコース
2025年11月22日-23日Aコース
2026年2月14日-15日Bコース